原作 エリック・カール
訳詞 もりにさし
作曲・歌 新沢としひこ
編曲 中村暢之
「おや はっぱの うえに
ちいちゃな たまご」
おつきさまが そらから みて
いいました
おひさまが のぼってー
あたたかい 日ようびのあさ
ぽん と たまごから
あおむしが うまれました
ちっぽけな あおむしー
あおむしは おはかが ぺこぺこ
あおむしは たべるものを
さがしはじめました
そして 月ようび 月ようび
りんごを ひとつ たべました
それでも やっぱり
おなかは ぺっこぺこ
火ようび 火ようび
なしを ふたつ たべました
それでも やっぱり
おなかは ぺっこぺこ
水ようび 水ようび
すももを みっつ たべました
それでも やっぱり
おなかは ぺっこぺこ
木ようび 木ようび
いちごを よっつ たべました
それでも まだまだ
おなかは ぺっこぺこ
金ようび 金ようび
オレンジを いつつ たべました
土ようび
あおむしの たべたものは なんでしょう
チョコレートケーキと アイスクリームと
ピクルスとチーズと サラミと
ぺろぺろキャンディと さくらんぼパイ
ソーセージ カップケーキ
それから すいかですって!
そのばん あおむしは
おなかが いたくて なきました
あおむしは おなかが いたくて なきました
つぎのひは またー 日ようび
あおむしは みどりのはっぱを たべました
とても おいしい はっぱでした
おなかの ぐあいも すっかり
よくなりました
もう あおむしは
はらぺこじゃ なくなりました
ちっぽけだった あおむしは
こんなに おおきく ふとっちょに
まもなく あおむしは
さなぎに なって
なんにちも ねむりました
それから さなぎの かわを ぬいで
でてくるのです
「あっ ちょうちょ!」
あおむしが
きれいな ちょうちょに なりました