小児喘息の原因気管支喘息にはいくつかのパターンがあります。アトピー型、感染型、混合型などがあります。小児喘息の原因の大半はアトピー型になります。対外からのアレルゲン物質により免疫反応が起こって、アレルギー反応を起こしてしまうのです。逆に大人の喘息は、アトピー型は全体の半数ぐらいです。
アレルゲン物質には、ほこりやダニが思いつくでしょう。そのほかにも、ペットの毛やカビなどにも反応します。
小児喘息の症状小児喘息の症状としては、朝晩の咳き込み、走った後などの咳き込み、から始まります。ヒイヒイ・ゼイゼイという音が呼吸するたびになります。これは喘息の特徴になります。ひどい場合には、発作が起こり、呼吸困難に陥ります。息を吐くのが苦しくなるのです。小児喘息の場合、必ずおきるわけではなく、その子供の体質によるようです。特有の呼吸音がなくなったとしても小児喘息が治ったとはいえません。自分の判断で治療をストップさせることのないよう主治医の判断を仰いでください。
小児喘息の注意点注意する観察点としては、さきほどにも説明しましたが、息を吐く時に、ヒイヒイ・ゼイゼイという音がしていないか。です。こういう比較的軽い症状の場合はまだいいですが、眠っている最中に、息が苦しくて目が覚める場合は注意してください。ひどい場合には、日常生活すらおくれなくなります。また自分で治ったとの判断はしないでください。
慢性的な大人の喘息と違い、小児喘息の特徴として、発症時期としては、３，４歳ごろより発症し、その多くは成人になるまでに完治します。成人になってしまって発症した場合は、慢性化の傾向があります。
