悠司は、野原で 模型飛行機を 飛ばしていました。
すると、森の 狐が かけてきて
「やあ！いい飛行機だなあ！悠司君、僕に その 飛行機を ちょうだい」
と いいました。
悠司正在原野上玩著模型飛機哩~
這時候~從森林裡來了一尾狐狸~
狐狸看到飛機後~羨慕極了~於是便開口說
"哇~~好棒的飛機唷!悠司~可以給我這台飛機嗎?"
「あげないよ。だって この 飛行機は、僕の 宝物だ物」
と、悠司が 言うと、狐は、
「それじゃあ、僕の 宝物と、取り替えて」
と、ポケットから 空色の種を ひとつ 出しました。
悠司は 飛行機と 種を 取り替えました。
悠司當然不願意啦~
"才不要咧!這個飛機可是我的寶貝呢!"
狐狸不死心的說
"不然~我拿我的寶物跟你換好了!"
說著~狐狸就從口袋裡掏出一顆天藍色的種子
於是~悠司就用飛機跟狐狸交換了這一顆天空色的種子囉!
悠司は 家に 帰って、庭の まん中に種を 埋めました。
そして 水を たくさん かけてから、
画用紙に クレヨンで、「空色の種」と かいて
立てました。
悠司回到家後~便把天空色的種子埋在院子裡了
再澆了許多水後~
悠司找來圖畫紙和蠟筆~
在院子裡立了一個牌子~寫著"天空色的種子"
次の朝 早く、
「もう めは でたかな？」と、
悠司が 見ると、おや まあ
土の 中から、豆ぐらいの
空色の家が 出てきました。
「うちが 咲いた！うちが 咲いた！」
悠司は、急いで じょうろを 盛ってくると、
この 小さい 家に 水を かけました。
「大きくなあれ、大きくなあれ」
"發芽了沒?發芽了沒?"
隔天早晨~
悠司就急急忙忙的跑來看
哇~~從土裡開出了一間天藍色的房屋耶!
"開出房子來了!開出房子來了!"
悠司趕快把澆花器盛滿了水
好來灌溉這個小房子種子唷!
"快快長大吧~快快長大吧~"
すると、空色の家は、少しずつ 大きくなっていくいきました。
於是~天藍色的家~就慢慢的長大了~
「おや、すてき！僕の 家だ！」と
雛が やって来て、ドアを 開けて 入りました。
"哇~好棒唷!這是我的家唷!"
小雞高興的推開門~住進房子裡了
空色の家は、もっと 大きくなっていきました。
天藍色的家~還是不斷的變大唷!
「おや！すてき！私の うちがあるわ！」と
猫が 来て 入りました。
"哇~~真好~我有家了耶!"
貓咪也住進來了!
その間も 空色の家は、休まず 大きくっていきました。
在這期間~天藍色的房子仍然不停歇的成長哩!
「おや、すてき！僕の 家が有るぞ！」と、
豚も 来ました。
「悠司君、本当に いい 家だね！」
マドに、雛と 猫と 豚の、嬉しそうな顔が 並びました。
這時小豬也來了
"哇~好棒唷!我也有家了ㄋㄟ!"
"悠思~真是間好房子呀!"
窗檯上,小雞~小貓~小豬開開心心的臉~還會排隊呢!
お日様の光を 浴びて、水を かけて守れって、
空色の家は、またまた 大きくなりました。
「すてき！僕の 家だ！」
と、今度は、悠司が 入りました。
天藍色的家在陽光的溫柔守護下~
水源不斷的澆灌下
越來越大~越來越大~
"好厲害唷!是我的家耶!"
這回呀~連悠司都住進來了呢!
そこへ、太郎と 花子が 遊びに来ました。
茂ると ひろしと 久美子も きました。
這時~太郎和花子正好玩著~鬧著~到這裡來了
小茂.宏宏.久美子也過來了
空色の家は、少しも 休まないで、大きくなっていきます。
天藍色的家 一點也不休息的~慢慢的長大哩!
ウサギと リスト ハトガ 来ました。
猪と 狸も 来ますた。
お父さん象と、お母さん象と、子供の象も きました。
空色の家は、それでも、大きく 大きくなっていき、
小兔子~小松鼠~白鴿都來了唷!
山豬和狸貓也來囉!
象爸爸~象媽媽~小象們統統都到齊了
天藍色的家~也慢慢長到適合大家居住的大小
とうとう お城のように 立派な 家が 出来上がりました。
「僕も 入れて！」
「私も 入れて！」
町中の 子供が 皆 家の 中に 入ってきました。
森中の 動物も、後から 後から やってきます。
哇~~變成一座像城堡般華麗的房子囉~
"讓我加入吧!"
"我也要~我也要!"
城市裡的孩子~魚貫的進入了城堡中
森林中的動物們~也都遷徙而來呢!
狐も やって来て、
「うわぁ！すごい！なんて 大きいうちだろう！」と
めを 丸くしました。
「お-い、狐君。空色の種から、家が 生えてきたんだよ－」
皆が 言うと、
「うへ－驚いた！」と、狐は 飛び上がり。
「悠司君、飛行機は 返すよ。だから このうちも 返して」
と。いいました。
そして、大声で、怒鳴りだしました。
「ぉ－い、このうちは 僕のうちだからね。
黙って 入らないでよ－。みんな 出て行って遅れ－」
這時~狐狸也來囉~
牠眼睛張得圓圓的說
"嗚哇~~好厲害唷~怎麼會有這麼大的房子呢?"
房子裡的大家回答:
"喂~狐狸~這是天空色種子變成的家唷!"
"哇~~太驚人了吧!"狐狸氣得跳腳呢!
接著~牠就說
"悠司~我把飛機還給你~所以~這個房子也要還我!"
所以囉~狐狸就大吼一聲~
"喂~這是我的房子!
沒經過我的同意~不可以進去唷!!大家趕快出來啦!"
「お-い、このうちは 僕のうちだからね。
黙って 入らないでよ－。
みんな 出ていっておくれ－」
ドアが 開いて、子供が 百人、動物が 百匹、
鳥が 百歩 出てきました。
"喂~~這是我的房子唷!我沒有答應讓你們進去.趕快給我出來!"
於是~門打開了之後
從房子裡走出了一百個小朋友.一百隻動物.也飛走了一百隻的小鳥
狐は、多いばりで 空色の家の 中へ 入ると、
ドアの 鍵を かけました。
家中 走り回って、マドを 残らず 閉めました。
すると、空色の家は、急に どんどん 大きくなりました。
「あ、大変！あ日様に ぶつかる！」
悠司が 叫んだときです。
狐狸大搖大擺走進天藍色的房子~
他把門鎖起來~並在房裡四處走動著~
一個也不留的把窗戶統統上鎖了
忽然間~天藍色的房子咚咚咚的急速成長~
悠司大叫著:
"呀~~慘了!會撞到太陽咧!"
家が 大きく 揺れたかと思うと、
まるで 空色の 花びらが 散るように、
屋根も 壁も マドも、崩れ始めました。
「あっ！」
みんなは 頭を 抱えて、地面に うつ伏しました。
房子大大的搖晃著~
就像天藍色的花瓣散落似的
屋頂呀!牆壁呀!窗戶呀!
開始崩塌了~
"呀~~"
大家趕緊抱著頭~趴在地上!
しばらくして、頭を 上げてみると、空色の家は どこにもなく、
「空色の種」と 書いた 画用紙だけが、たっていました。
そして、その横に、びっくる仰天して めをまわした
狐が 延びていました。
不久之後~抬起頭來~天藍色的家已經不見了
只剩下寫有"天藍色的種子"的牌子依然站立著~
而狐貍呢~
他則臉面朝天著~眼冒金星的昏厥過去了!
